Biography

宮北裕美(みやきたひろみ)
イリノイ大学芸術学部ダンス科卒。舞台芸術の出演や振付を経て“立つ、歩く、座る”と言ったシンプルな動作、身の回りのモノや現象にダンスを見出し、即興パフォーマンスや視覚芸術の可能性を探る。2013年、京丹後市に拠点を移し、浜で採集した自然の石を打つダンス「Nutu(ヌトゥ)」を創始、国内外で上演。近年は美術館、鉄道、公園、路上、日本庭園など様々なサイト・スペシフィック・パフォーマンスを手がけ、「その日のダイヤグラム-丹後~豊岡 パフォーマンス列車の旅」(京丹後市・豊岡市、2017年)、「Distance and Density」(ボン、2018年)などをディレクションする。ダンサーとして活動してきた固有の時間感覚や空間感覚を美術表現へと持ち込み、映像作品「Drift」(ArtisTree、香港、2018)、個展「分身」(3331 アーツ千代田、東京、2019)を発表している。


=3331 GALLERY #039 3331 ART FAIR recommended artists 宮北裕美 個展「分身」紹介文より抜粋=
ダンサー・アーティストの宮北裕美は、人やモノ、場の気配や音、光、匂い、リズム、軌跡など私たちを取り巻くあらゆるものに宿る身体性や固有性を、ダンサーならではの視点で丁寧にすくい取っていきます。その行為は、「そこに在ること」に私たちの意識をいざない、見えない景色を現前させるかのようです。近年では、映像、ドローイング、インスタレーションなどへ表現を変換し、しなやかな腕を伸ばし大きな弧を描くように活動の領域を広げてきました。