グエン・タン・トゥイ & 宮北裕美
『Thin as Skin: Choreographies of Identity』
2018年7月20日(金)16時 ArtTheater dB Kobe

Photo: Junpei Iwamoto

作・出演:グエン・タン・トゥイ、宮北裕美
音楽: グエン・タン・トゥイ
ビデオ:宮北裕美
インスタレーション:宮北裕美
主催 : 宮北裕美、NPO法人 DANCE BOX
協力:国際交流基金アジアセンター
(アジア・フェローシッププログラム)

宮北裕美は身体のみならず、身の回りのモノや事象に踊りを見出す。一方、グエン・タン・トゥイは伝統音楽の技術と実験的な音楽の実践を通してジェンダーについて深く洞察しており、二人の「身体」の定義は真逆のように見える。振付と音楽を協奏する本作品で、二人は現代におけるアジア女性の流動的なアイデンティティを探究します。二名のアーティストの芸術的要素を組み合わせ、伝統と実験的な芸術の境界に位置する本作品を通して、アイデンティティについて考えを巡らせることになるでしょう。


グエン・タン・トゥイ
伝統的な音楽と実験的な音楽の両面で先駆的な活動を続けるベトナムの箏ダン・チャインの演奏家・即興演奏家。ハノイで劇場に関わる家庭に生まれ、幼い頃から伝統的なベトナムの音楽の中で育った。ハノイ音楽院で学び、2000年から現代音楽を始め、その後世界中の音楽家や作曲家と共演した。これまでに様々な賞を受け、オーケストラのソロリストとして自身のソロCDを発表している。2012年からスウェーデンのマルメ音楽学院の博士課程でベトナム伝統的音楽におけるジェスチャーの研究を続けている。2018年国際交流基金アジア・フェローとして来日中。

宮北裕美(みやきたひろみ)
イリノイ大学芸術学部ダンス科卒業。2011年より鈴木昭男と共にパフォーマンスを続け、愛知県芸術劇場(2014年)、岡山県立美術館(2015年)、ImagoDeiフェスティバル(オーストリア、2017年)、ザツキン美術館(パリ、2018年)などで上演している。近年は身近なモノの動きをダンスと捉えたインスタレーション『point A ⇄ point B』(ozasahayashi_project、京都、2016年)や映像作品『Drift』(ArtisTree、香港、2018年)などを発表している。ART CAMP TANGO 2017にアーティスト、キュレーターとして参加。「その日のダイヤグラム-丹後~豊岡 パフォーマンス列車の旅」(2017年)などを手がける。