日程|2015年1月17日〜2月1日
場所|MEDIA SHOP(京都市)
永遠の赤
線は踊る
線は散り
線は突き刺さる
線は交差し
線は漂う
線は、身体の軸が据えられた時、生まれ
地球の重心のような力を備え、座す。
描く行為は一瞬の出来事
ひと息の行為。
線は、様々なリズムとストラクチャーを成し
白紙という空間を鋭く軽やかに走り、平滑に拡がる。
線は、真っ直ぐ
迷いも躊躇いもない。
時折表れる色の膨らみは、麗しく艶めかしい。
永遠の赤、それは流動する赤。
宮北裕美の内に躍動するパーマネント・レッド。
この線は、宮北の身体の拡張、彼女のダンスである。
北出智恵子 (金沢21世紀美術館キュレータ)
個展「Permanent Red」
日程|2015年1月17日〜2月1日
場所|MEDIA SHOP(京都市)